GRE®テストの効果的対策のため、
まずはテストの概要について知ろう 。
ここではGREテストの効果的対策のため、テストの概要について詳しく解説しています。
セクション別テスト解説、スコア解説、受験方法や受験会場など、テスト対策を本格的に開始するための情報が全て網羅されていますので、 GREテスト対策を開始する前に必ずご確認下さい。
GRE®テスト概要
GRE®テスト内容について
GREは3つの分野から構成されています。3つの出題分野はVerbal・Quantitative・Analytical Writing(通称AWA)であり、GMATと同じ内訳になっています。当然、それぞれのセクションで求められる知識もGMAT同様、Verbalが英語力、Quantitativeが数学知識、AWAが文章構成力となります。
GRE®テストスコアについて
VerbalとQuantitativeは130〜170点で1点刻み、AWAは0~6.0点で0.5点刻みの表示になります。よく1つの目安として「VerbalとQuantitativeの合計点が○○点以上ないとトップスクールは厳しい」などと言われますが、実際は合計点がそこまで重要な指標とはされていません。各コースによって重視している能力は異なります。
セクション別解説
Verbalセクション
Verbalセクションは語彙力と読解力を審査するセクションであり、スピーキング及びリスニング、そしてライティング能力は必要ありません。しかし基本的英語を母国語とするネイティブスピーカー用のテストであるため、非常に高度な単語力、そして読解力を必要とします。通常TOEFLで高得点を取得するための単語力は6000〜10000語と言われていますが、少なくてもそのくらいの単語力は最低必要とされます。
Quantitative セクション
Quantitative sectionの出題範囲は下記の2タイプになります、
全体が20問だとすると、Discrete Questionsが13〜14問程度、Data Interpretation Setsが6〜7問程度の比率になります。
Analytical Writing セクション
Analytical Writing といい、直訳すると分析的論述評価となりますが、つまりある問題に対しての分析能力、そしてその分析結果を学術的論述形式で執筆する能力が問われています。問題を分析する能力と、その分析結果を論じることができる能力を両方問われていることになります。