AWAには非常に高度なライティング能力を要求します、
AWAスコアが必要な方はまずTOEFL/IELTSで対策を開始しましょう。
GRE対策はTOEFLテスト対策に必要なライティング力は必要ありません。ただAWAのスコアを提出しなければならない方はAWAセクションに備えてライティング力を付ける必要があります。
GREのAWAセクションの詳細はこちらを確認頂ければと思いますが、2つの課題に対して各30分で2本エッセイを作成する必要があります。
GRE®テスト対策に必要なリーディング力
GREはTOEFLiBT やIELTS と異なり、大学院を目指す英語を第一言語とする学生(ネイティブ)に作成されたテストになります。そのため、ある程度の英語力が付く前にGMAT/GRE
の対策を始めることは得策ではありません。下記の最低英語力が付いた後に対策を始めることを強くお勧め致します。
特にAWAセクションはTOEFL、またはIELTSテストで課されるライティングセクションと非常に類似していますので、まずTOEFL/IELTSでライティング力を付けAWAの対策を開始するよう心がけましょう。
なお、AWAのスコアが総合スコア(Verbal + Quantitative)に影響を与えることはないので、出願校がAWAのスコアを見ないようであれば、AWAの対策をする必要はありません。どちらか分からない場合は念のため対策を行っておくことをお勧め致します。一般的にVerbalのスコアが高い方はAWAのスコアは気にする必要はありませんし、Verbalスコアが低い方はAWAでできるだけハイスコアを取得する必要があると言われています。
AWAに必要なライティング力
テスト | トータルスコア | セクション別スコア |
TOEFLiBT | 80 点程度 | Reading: 25 ( Writing: 20) |
IELTS | 6.5 点程度 | Reading: 6.5 (Writing: 6.0) |
TOEIC | 750 点以上 | Reading: 400 |
以上のようなリーディングスコアがない方の場合、ネイティブ用に作成されたGREテスト設問や回答の選択肢を理解することができず、テストとして成り立たないため非常に効率の悪いテスト対策となってしまいます。
ただTOEFLやIELTSと異なり、高度なリスニング力やスピーキング力はまったく必要ありませんので、ライティング力が付いた時点で問題なく対策を開始することができます。
通常TOEFLまたはIELTS後にAWAの対策を始める方は、Analysis of an Argumentの課題はTOEFLまたはIELTSで慣れていると思いますので、Analysis
of an Issueの課題について集中的に対策を行う必要があります。