Reading Comprehensionは最も馴染みのあるセクションです、
単語力を増やしできるだけハイスコアを取得できるよう準備しましょう。
ただこのセクションは、TOEFLやIELTSのリーディングセクションとは大きく異なります。
長文読解力を測る問題だけでなく、論理的思考能力を測る問題も出題されるため、読解力があれば高得点が狙えるというセクションではないことを覚えておいて下さい。
もちろんネイティブスピーカー用のテストであるため、非常に高度な語彙力、読解力を要することはもとより、文章全体を理解したうえで論理的思考を駆使し回答を導き出す必要があります。
出題形式について
問題は大きく訳分けて、文章の論証について問われる「論証分析能力と問う問題」と、文章の内容を問われる「読解能力を問う問題」に分けることができます。
1、論証分析問題:1〜3問程度
2、読解問題(短文・長文):8〜12問程度
後者の読解力を負問う問題はTOEFL、IELTSで慣れていると思いますので、それほど新しい能力を試される訳ではありませんが、前者の「論証分析能力を当問題」はGREまたはGMAT独特の問題なので新たな対策を必要としています。
ただ「論証分析能力」を問う問題は全体の2割程度なので、それほど気にせず、まずはTOEFLまたはIELTSで培ったリーディング力で対策できる「読解力を問う問題」を中心に対策していきましょう。
論証分析力を問う問題は通常50〜100語程度の非常に短い文章になります。
そして読解力を問う問題は150語程度の文章問題と、450語程度のロングパッセージの文章問題が出題されます。TOEFLのリーディングセクションが700語程度なので、ロングパッセージといっても約半分程度の文章となります。ただ短いから簡単という訳ではなく、ネイティブスピーカーの国語能力を測るテストになりますので、日本のセンター試験レベルの現国のテストを英語で受けている感覚というと分かりやすいかもしれません。
通常以下のような出題形式となります、
読解問題
Question 44 through 48 are based on the passage below.
Question 44. The primary purpose of the passage to show how
【日本語訳】
下記の文章に沿って44〜48の問題を解きなさい。
この文章の最も重要な目的は何を示すものであるか?
論証問題
Which one of the following, if true, would tend to validate the conclusion
drawn in the passage above
【日本語訳】
上記の文章が真実を仮定し、以下のうち最も結論を強める選択肢はどれか?
Reading Comprehension 設問タイプ別解説
上記のようにGREのReading Comprehensionは読解力が勝負です。ただ通常のTOEFLやIELTSのリーディングセクションとは異なり短い文章から長い文章まで多様な出願形態を持っています。そのため設問に応じた対策方法を習得する必要があります。
設問タイプ別対策方法
回答メソッド:回答ストラテジー
類出出題形式A:短い文章の場合
類出出題形式B:長い文章の場合
類出出題形式C:論証分析問題の場合