Reading Comprehensionは最も馴染みのあるセクションです、
単語力を増やしできるだけハイスコアを取得できるよう準備しましょう。
ただこのセクションは、TOEFLやIELTSのリーディングセクションとは大きく異なります。
長文読解力を測る問題だけでなく、論理的思考能力を測る問題も出題されるため、読解力があれば高得点が狙えるというセクションではないことを覚えておいて下さい。
もちろんネイティブスピーカー用のテストであるため、非常に高度な語彙力、読解力を要することはもとより、文章全体を理解したうえで論理的思考を駆使し回答を導き出す必要があります。
対策ストラテジー
問題は大きく訳分けて、文章の論証について問われる「論証分析能力と問う問題」と、文章の内容を問われる「読解能力を問う問題」に分けることができます。
後者の読解力を負問う問題はTOEFL、IELTSで慣れていると思いますので、それほど新しい能力を試される訳ではありませんが、前者の「論証分析能力を当問題」はGREまたはGMAT独特の問題なので新たな対策を必要としています。
ただ「論証分析能力」を問う問題は全体の2割程度なので、それほど気にせず、まずはTOEFLまたはIELTSで培ったリーディング力で対策できる「読解力を問う問題」を中心に対策していきましょう。
論証分析能力を問う問題 | 短い文章問題(100語程度) | 1〜2問程度 |
読解力を問う問題 | 短い文章問題(150語程度) | 6〜8問程度 |
長い文章問題(450語程度) | 2〜4問程度 |
※上記は一般的な目安となります。
上記は一般的な目安で受験する回によって異なりますが、通常「読解問題」だけでテスト全体の8割程度を占めることになります。逆を言えば皆さんに馴染みのない「論証分析能力を問う問題」は全体の2割程度ということになるため、TOEFLやIELTSで馴染みある読解力を問う問題にまずは集中し対策を行うことが重要となります。
また、読解問題と論証問題では回答を導き出すメソッド(回答ストラテジー)が大きく異なるため、効果的な対策を行うためには両問題は分けて対策を行う必要があります。
Reading Comprehension 設問タイプ別解説
上記のようにGREのReading Comprehensionは読解力が勝負です。ただ通常のTOEFLやIELTSのリーディングセクションとは異なり短い文章から長い文章まで多様な出願形態を持っています。そのため設問に応じた対策方法を習得する必要があります。
設問タイプ別対策方法
回答メソッド:回答ストラテジー
類出出題形式@:短い文章の場合
類出出題形式A:長い文章の場合
類出出題形式B:論証分析問題の場合