GRE®テストの数学試験を解くのに必要なのは、
何といっても基本的な計算能力です。
計算を間違える、計算に時間をかけすぎるといったミスをなくすことが、好成績への第一歩なのです。基礎はおろそかにしないようにしましょう。
計算の順番
長い式や複雑な式だと混乱しがちですが、計算する順番は決まっていますので間違えないようにしましょう。
1.カッコの中
2.指数
3.掛け算・割り算
4.足し算・引き算
の順に計算してください。
実数と虚数
GREの問題に出てくるのは実数のみです。高校2年以降に習う「虚数(i)」のことは忘れてください。
覚えておくと役立つ計算
時間短縮のため、決まった計算式は覚えておきましょう。
・累乗
・ルート(小数第2位までは覚えておきましょう)
正負の関係
正の数と負の数には、以下のような関係性があります。
正×正=正
正×負=負
負×負=正
※当然、割り算でも同様です。
偶数と奇数の関係
偶数と奇数には、以下のような関係性があります。
偶+偶=偶 偶+奇=奇 奇+奇=偶
偶×偶=偶 偶×奇=偶 奇×奇=奇
。
桁の考え方
「〜桁の数字」という表現が出た場合は、それぞれの桁を記号に置き換えてみるとわかりやすくなります。例えば2桁なら「10A+B」、3桁なら「100A+10B+C」といった具合です。